今回は貯金・節約についてのお話です。手っ取り早く確実に節約をするなら固定費の方に目を向けよう!ということを説明していきたいと思います。
「貯金が上手くいかない」「節約してるつもりなのに、毎月お金が残らない」という方はぜひ参考にしてみてください!
支出には2種類ある
節約をして手元に残るお金を増やそうと考えると、毎月の支出を抑える必要があります。
支出は流動支出と固定支出の大きく2つに分けることが出来ます。
その月に応じて支出額が流動的に変化するのが流動支出。
毎月の支払額がきっちりと決まっているのが固定支出。
- 流動支出⇒食費、光熱費、日用品代など
- 固定支出⇒家賃、保険料、携帯代、車のローンなど
私もそうだったのですが、節約を考えたときには多くの人が流動支出を抑えることを考えがちです。食費を安く浮かそうとか、洋服を買うときに安いお店のものだけを買うなどして、流動支出を減らそうと頑張ります。
しかし流動支出を減らすには、毎回頭を使ってやりくりしなければなりません。非常に疲れますし安定した節約にはならないことが多いです。
一方、固定支出を減らすことを考えてみます。
固定支出は一回見直してみて削減することが出来れば、それ以降何のアクションを起こすこともなく、毎月確実に安定して支出を抑えることが可能です。
逆に考えると固定支出は見直さない限り、絶対に減ることはなく、無駄なお金を払い続けているかもしれないということです。
自分が払っている固定支出を見直そう!
固定費を削減するには、まず毎月の自分が何にどれだけ固定費を払っているのかを把握しなければなりません。
どんな背景があって、どういうものに、何円払っているのかを考えながら整理してみましょう!高すぎるものや不要な支払いが見えてくるかもしれません。
携帯代
もし3大キャリアで携帯電話を契約しているという方は格安SIMに切り替えるだけで大幅な節約が期待できます。
固定費の中でも一番手っ取り早く、簡単に見直すことが出来るのがスマホ代です。
7,000円~8,000円のスマホ代が格安SIMで2,000円~3,000円になります。
毎月5,000円ほどの支出減に成功ですね。会社員の給料を5,000円上げるのは難しいですが、これなら簡単に同じだけの効果を得ることが出来ます。
1年間で6万円も浮かせられることになります。
固定費はまず携帯代から見直してみましょう!
ネット通信費
普段、ほとんどネットを使わないのに高いプロバイダ契約をしている方も多いのでは無いでしょうか。
ネットの使用はスマホだけで十分じゃないかということも考えてみましょう。
どうしてもネット環境が必要なのであれば、最近では安いポケットWi-Fiなども多くあるので、自分の使用状況に合ったものを探してみると良いと思います。
生命保険料
保険も大きな負担となっているケースが多いです。
負担や不安をなくすための保険料でかえって苦しんでいる人もいると聞きます。
そもそも、自分にはこの保険が必要なのかどうかを見直してみましょう。
保険内容の変更で安くすることが出来るかもしれません。
契約したときにはベストな契約内容であったとしても、数年経ったいまでは他に最適なプランがあるかもしれません。
ファイナンシャルプランナーなどの専門家に相談して保険内容の見直しをしてみるのもオススメです。
新聞
今の時代、本当に新聞は必要かどうか考えてみてください。
スマホのニュースアプリやネット情報だけで十分な情報を得られるんじゃないでしょうか。
私もここ何年も新聞を見ていませんが、ニュースや情報を得るのに困ったことはありません。友人や周りを見ても新聞をいまでも取っているという人はいませんね。
毎月3,000円、1年で36,000円を新聞に支払う価値があるかどうかを見直してみましょう。
家賃
固定支出で一番高いのが家賃です!これはほとんどの方がそうだと思います。高いからこそ大きな節約効果を見込めます。
いまの家賃ははたして高いのかどうかを見直してみましょう。
同じくらいの条件でもっと安い物件があるのではないか。こんなに部屋が広い必要がないのではないか。といったように検討してみましょう。
いまはネットで簡単に物件を探すことが出来ます。
もし毎月の家賃が1万5千円安くなれば1年で18万円も節約することが出来ます。
これはかなり大きいですね。
固定費の中でもボリュームの大きい家賃を一度見つめなおしてみてください。
自動車
自動車は持っているだけでかなりの維持費がかかります。
ローンだけではなく、ガソリン代や駐車場代、税金などなど。合計するとかなりの負担になります。
いまの生活に自動車が必要かどうかを見直してみましょう。
月に何回くらい車を使っているのか。電車などで代用できないか。などを計算してみましょう。
もし月に2~3回ほどしか使わないのであれば、レンタカーやカーシェアリングを利用したほうが安い場合が多いです。
これらは駐車場代や税金がかからないので、完全に一回の使用料だけで乗ることが出来ます。
もちろん、住んでいる場所やライフスタイルによっては車が必需品という方もいらっしゃると思いますので、そこは自分に合った選択をするように心がけましょう。
電気料金
電力自由化が実施され、いまは電力会社を自分で選ぶことが出来ます。
各社によって電気プランやサービスなどに特徴があります。
現在の電力会社よりもお得なプランがあるかもしれません。
電気代は毎月確実にかかるものなので、早めに安い電力会社との契約をして電気代の節約に努めるようにしましょう!
まとめ
大幅な節約効果を期待できるのは流動費よりも固定費です。
無駄な固定支出がかなり多くあったという人もいるのではないでしょうか。
自分にとって必要なものかどうかをよく見極めて、無理の無い節約で貯金をしていきましょう!