中村文則のおすすめ作品8選!心に深く刻み込まれる

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小説
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「教団X」が話題となりたちまち有名になった中村文則。まあ、もともと芥川賞作家なので有名なんですけどね。

人間が持っている闇や狂気をこれでもかというくらいに克明に描写し、強烈な存在感を放っているいま大注目の作家です。

正直いって万人受けするような作家ではないのですが、一度はまってしまうと決して抜け出すことが出来ない、中毒性を有しているのが中村文則の魅力です。

中村文則のおすすめ作品を紹介!

そんなダークな作風で知られている中村文則の中でも特におすすめの作品を紹介していきます。
これから中村文則の作品に挑んでみようと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

教団X

中村文則の代表作といえばこれでしょう。アメトーーク!の読書芸人で絶賛されていたので普段本を読まない人でも名前は聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
カルト教団を舞台にした作品で暴力や性描写が多いので好き嫌いがはっきり分かれるものと思われます。
アメトーークでは絶賛されていたのにAmazonのレビューでは酷いことになっているのが、それを象徴していますね。
ちなみに私は大好きな側の人間でした。

何もかも憂鬱な夜に

静かにそれでも、心のど真ん中にどっしりと重い何かを残していく作品です。
死刑宣告をされている囚人に親近感を抱いてしまう刑務官が主人公。
本当にタイトル通りに憂鬱な気分にさせてくれます。暗い気持ちになりたいという方がいればぜひ手に取ってみてください。

掏摸

個人的な中村文則のベスト作品がこちら。
スリの達人である主人公のキャラクターが魅力的です。
中村作品の中でもかなり読みやすくて入り込みやすいので初めて中村文則を読むという人にうってつけの作品かなと思います。
スリのシーンのリアルな描写は緊迫感が半端なく生唾ものです。

悪意の手記

薄めの本なのにかなりの疲労感を感じることが出来る貴重な一冊。
鬱度が非常に高いのでご注意ください。
なぜ人が人を殺してはいけないのか、という哲学的、倫理的なことをついつい考えさせられてしまいます。
憂鬱になるけどこういうのは大好きです。

遮光

虚言癖があり、思い込みの激しい主人公の話。
主人公の精神がどんどん歪んでいき、狂っていく様を流石の筆力で描いています。
人間であれば誰しもが持っている狂気を見事に表現しています。
怖いけれど続きを読まずにはいられない、そんな作品です。

あなたが消えた夜に

「コートの男」が引き起こした通り魔事件を主軸に進行していくミステリー作品です。
話が展開していくにつれて、引き込まれていくストーリーと崩壊していく精神を描く筆力にただただ圧倒されました。
抜群の構成力と文章力に脱帽です。

中村文則のデビュー作です。
人の内面をぐりぐりと抉ってくるような感覚を味わうことが出来ます。
読んでいて苦しいし、とても辛いのにこの人の作品はなぜかまた読みたくなってしまう。不思議な中毒性を秘めているんだなと改めて感じることになります。
デビュー作からこんなにも中村節全開だとは思っていなかったです。

土の中の子供

出だしからぐっと心を掴まれました。
親には捨てられ、親戚の家をたらい回しにされ、虐待を受けた後に施設で育った「私」の物語です。
本当に胸糞が悪くて反吐が出そうなりました。
死という存在を常に匂わせている作品だからこそ生を感じ取ることができる作品だなと感じます。
流石の心理描写に息を呑むこと間違いなしです。