乙一のおすすめ作品を全力で紹介する【別名義含む】

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小説

多彩な作風と作者を鮮やかに騙すトリックで読者を魅了する作家である乙一。

私が中学生の頃に周囲で非常に流行した時期があり、私もその頃に初めて乙一の作品に触れました。私が読書にはまるきっかけにもなった思い入れのある作家でもあります。

乙一のオススメ作品を全力で紹介!

このページではそんな乙一の数ある作品の中でもオススメのものを全力で紹介していきます。

乙一は実はいくつかの名義を使い分けて作品を出しているのですが、そんな別名義作品も含めて紹介していきますので、これから乙一の作品を読んでみたいと思っている方はぜひ参考にしてみてください。

Zoo

まずはこちらの短編集から。

私が初めて手にした乙一の小説でもあるZooは乙一の入門にぴったりな一冊だと思います。

どの話も完成度が高く、捻りが効いていて一筋縄ではいかないところが実に乙一らしいです。暗い話が多いのに読後感がじめじめとしたものにならないのが不思議です。

GOTH

乙一の才能を世に知らしめるきっかけとなった出世作。この一冊で乙一ワールドを存分に堪能することができます。

文庫では「夜の章」と「僕の章」の2冊に分かれています。

様々なダークな物語が詰まっている短編集です。グロとホラーが大丈夫という方にはめちゃくちゃおすすめの作品ですので是非。

暗いところで待ち合わせ

いつのまにか部屋の隅に知らない男が住み着いているという少し奇妙でホラーな設定の作品です。

視覚障害者と容疑者が繰り広げる駆け引きが抜群に面白いです。

装丁と設定からホラーを予想していましたが、意外にも心温まる内容でびっくり。少しライトノベル的な雰囲気が漂う作品です。

失はれる物語

乙一の最高傑作との呼び声も高い名作短編集。

切なさと悲しみ、そして温かさと様々な感情で読者を翻弄してくる一冊に仕上がっています。

特に表題作の「失はれる物語」は最高としかいいようがありません。自分の語彙力の無さを嘆きたくなる。この作品の素晴らしさを伝える言葉を見つけることができないのがもどかしいです。

くちびるに歌を(中田永一)

中田永一名義の作品。新垣結衣主演で映画化もされています。

最高の青春小説です。あのダークでブラックな世界観をウリにしていた乙一と同一人物が書いた作品とは到底思えないほどのキラキラ具合に最初は困惑してしまいます。

長崎の五島の中学校を舞台に繰り広げられる青春活劇に心が若返ったかのような気持ちになれます。

夏と花火と私の死体

天才乙一の記念すべきデビュー作。

死体視点で話が繰り広げられていくという奇才っぷりをこの頃から存分に発揮しています。16歳のときに書いた作品だというから驚きです。

ドキドキと続きが気になる展開が続いてページをめくる手が止まりませんでした。ドキリとくる真相もグッドです。

私の頭が正常であったなら(山白朝子)

女性作家の名前のようですが、山白朝子も乙一の別名義です。

ちょっと不思議でオカルトチックな短編が8話収録されています。

まずこのタイトルと装丁からして最高。もちろん中身も負けていないです。ボロボロと涙が溢れて止まりませんでした。

クセのある作品ばかりなので好き嫌いが分かれるかもしれません。